モバイルゲドンを機にサイト制作を見直そう

スマホ未対応サイトは2ヶ月で12%の影響が及ぶ

モバイルゲドン

書籍のFacebookページではご紹介させていただきましたが、ブログにも記載します。

ウォール・ストリート・ジャーナルの記事によると、米アドビシステムの調査で、スマホ対応しなかったページは対応しているページに比べ流入が2ヶ月で12%下がっているという記事です。

米アドビシステムズの調査によると、変更が適用された4月21日からの2カ月間で、グーグルのモバイル検索からモバイルフレンドリーでないウェブサイトへのトラフィック量が、フレンドリーなサイトと比べて12%減少

引用元:グーグルの「モバイルゲドン」、恐怖が現実に

クライアントサイトでも

米アドビシステムのように同じコンテンツを比較したデーターではないでのですが、弊社が関わっている案件でも同じように3ヶ月で15%減になっています。 Googleはダンスしないようにランキングを調整しているようです。これはランキングだけでなく、クエリの数も大きく関わっていると私は考えています。

スマホ対応は急務です!

先日打ち合わせした企業様は1年前にリニューアルしたそうです。 当時、スマホユーザーのシェアは2〜3割だったのでスマホ対応しなかったらしいのですが、ローンチして1ヶ月も立たずにスマホからの流入が半分以上になったと言うのです。 結果、お金と時間のかけ方を間違ってしまったのです

モバイルゲドンは、「スマホ対応しているかどうか?」にフォーカスがあたり、スマホ対応していれば良いと思われがちですが、実際のところ、根本を改善しなければ本当の意味での改善はされていないという認識をもつべきです。

スマホ対応は技術的な話だけではない

Webというユーザーが操作して初めて成り立つメディアは、コンテンツの情報設計やそれらを操作するUIがわかりやすくなければなりません。つまり、スマホ対応で見ることができればOKという簡単な話ではありません。

スマホでの情報設計、UI、コンテキストを考慮し、UXを設計する必要があるのです。 今後もモバイルユーザビリティとしてアルゴリズムがチューニングされていきます。 パソコンの時の情報設計でなく、モバイルファーストでのコンテンツ、UI、UXを明確にしてサイト構築をしなければなりません。

SEOなどの上位表示を目的とした考え方では、Googleに踊らされているだけと言えます。(Googleも踊らせたい訳ではないですが。。)

今一度、検索エンジンを通してユーザーに何を見せるべきか、伝えるべきかを考えてサイト制作していきましょう。

宣伝:モバイルファースト提唱者のルーク氏から学んだ内容をUX,UI設計講座として開催しています

不動産、マンションなどもスマホからの流入が8割以上はあたり前

1年前のリニューアルで失敗した企業様とお話したことで、思い出した案件があります。これもちょうど1〜2年ほど前くらいだったのですが、全くデーターがない状態での分譲マンションの販売サイトの新規案件です。

スマホ対応をどのようにするかが問題になり、わたしたちは、スマホからの流入が断然多いと断言したのですが、ご担当者は「不動産のような高価なものはパソコンでじっくり検討する」と言われ考えを改めることはありませんでした。

その結果、スマホ対応はサブ的な感じでサイトをローンチしたのですが、実際には8割以上がスマホからの流入だったのです。モバイルファーストで構築していれば、もっと良い結果になっていただろうと悔やまれる案件でした。

固定概念でなく、視野を広げ、未来を見据るべき

私達のディレクション方法が悪いだけ。と言われればそれまでですが、スマホの普及率やマンション購入の際のネット利用方法の資料を用意し、スマホ対応が重要だといくら説明しても理解できない担当者は残念ながら五万といます。

ただ、このような失敗を担当者だけにその判断を委ねてもいいのでしょうか?

Webマーケティングの重要性は日に日に増しています。Web・インターネットを活用できるか否かで、その企業の存続さえ変わってくると言っても過言でないと私は考えています。

現在、モバイルゲドンが起こり、このように流入が下がるというデーターまで出ているのにも関わらず対策をせず、悩んでいるだけの担当者がいるのです。なんのために悩むのでしょうか?(きっと判断が自分だけではできないレベルなのかも知れません。)

それでも、失敗してもいいので行動して学ぶべきです。もし、失敗する可能性があるのであれば失敗を最小にするための施策をすればいいだけなのです。

今後も更にアルゴリズムは変化していく

レイアウトアルゴリズム、ページスピード、滞在時間、直帰率、Googleはあなたのサイトのデーターを持っているのです。そのデーターの要素をアルゴリズムのシナジーとして付け加えることは簡単です。

ただ、これらのシナジーに対応する制作は簡単ではありません。付け焼き刃でなく、本質のサイト制作を、モバイルゲドンをきっかけに、考えてみてはいかがでしょうか?

モバイルゲドンは予告されていた

モバイルゲドンの時のように、制作に関わるGoogleのアルゴリズム変更は告知していくと予測されます。

モバイルゲドンについてより理解を深めるためにseojapan:SMX2015のレポートを一読されることをお薦めいたします。

ここで紹介されている、「SEO」のキーワードの意味が凄く参考になります。 WDE菊池も5年ほど前からサーチエンジンと共にという「SEI:Search Engine Integration:検索エンジンと統合する」を言っていましたが、SEOという言葉があまりにも定着しすぎてしまったので、SEOという言葉をそのまま利用すし、意味合いだけが変わっていくのは良いのかも知れません。

SEOの新しい定義 Search Experience Optimization:検索におけるユーザー体験の最適化